

院長ご挨拶
平成11年7月の開院以来17年間、県北延岡の地域医療の発展のため微力ながら医療活動を展開して参りましたが、今年4月より新進気鋭の常勤医を迎え、二人体制として新たな整形外科医療をスタ−ト致しました。最新の膝前十字靭帯再建術・脛骨骨切り術、更には膝・股関節を中心とした人工関節手術も可能になり、平成20年のリハ室増改築・リニューアルによる充実したリハビリテーションに加え、一段と手厚い良質の医療を提供できるものと自負しています。 初心を忘れることなく今後も日々研鑽に努め、地域の皆様に愛され信頼される病院づくりをスタッフと共に目指していこうと考えています。 平成28年5月吉日 |
![]() 院長 大崎 泰 (整形外科専門医) |
略歴・資格
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<所属学会>
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医師ご挨拶
平成28年4月から勤務しています、染矢です。18歳で延岡を離れて、20年経って帰ってきました。これまでは佐賀大学整形外科に所属し、他病院での勤務も含めて多くの経験をさせていただきました。 専門は膝関節外科で、人工関節置換術、高位脛骨骨切り術、関節鏡手術(半月板手術、靭帯再建手術)など行っています。 これからは故郷・延岡の地域の皆様へ最良の医療を届けられるように日々研鑽を積んでいこうと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 |
![]() 医師 染矢 晋佑 (整形外科専門医) |
略歴・資格
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リハビリテーション科紹介
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○ スリング治療 ○ リハビリ運動器具 1 2 3 4 ○ 電気治療器 リンクにカーソルを合わせると機器が表示されます。 |
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![]() 2008年7月よりリハビリ室の拡大と機器の充実をはかり、よりよいリハビリテーションを提供することが可能となりました。現在、理学療法士5名と助手スタッフ6名で運動療法や徒手療法を中心に取り組んでいます。今後もリハビリテーションの重要性を確信し、少しでも良い技術とサービスを提供できるようにスタッフ一同で取り組んでいきたいと思います。 |
看護部紹介
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私たちは、『地域に根ざしたあたたかい心のこもった看護』をモットーに、日々看護の質の向上と安全を目指す看護師(看護学生2名を含む)15名です。少人数の中各委員会活動にも力を入れ、個々のレベルアップをはかり協力し合える体制で手術室・外来・病棟業務を担っています。患者様により良い入院生活を送って頂くため、リハビリを重要視し理学療法士とのチームワークをもとに病棟内リハビリも看護師で実践する元気いっぱい笑顔のあふれる看護部です。安心して頂ける看護を提供するため、スタッフ一同日々努力してまいります。 |
手術実績(2020年末現在)
手術総数 2816件関節鏡視下手術
- 半月板切除術・縫合術、関節遊離体摘出術、滑膜・タナ切除術、鏡視下受動術・・・
膝前十字靭帯再腱術(STG法)
人工関節置換術 膝関節
人工関節置換術 股関節
高位脛骨骨切術
骨接合術
腱縫合術
その他
<当院での代表的な手術紹介>
膝前十字靱帯再建術膝前十字靱帯損傷に対する手術療法としていくつかありますが、当院では を行っています。それぞれの術式には特徴があり、患者様に応じての適応と選択が可能です。
BTB(bone-tendon-bone:骨付き膝蓋腱)法の特徴とは・・・ |
初期固定と力学的強度に優れています。 このため、早期より積極的なリハビリテーションとスポーツ復帰が可能で、入院期間は平均17〜18日と短くコストが安くてすみます。 また、再腱材料として自家組織のみを用いています。 従って術後1年で固定用ステープルを抜釘した後は、体内には全く異物が残りません。 しかし、最近流行の1皮切の手術と違い、この手術では2つの皮切が必要です(6cmと4cm)。また、膝前外側部にシビレ・違和感等が残る事があります。 |
STG(Semitendinosus-Gracilis 半腱様筋―薄筋)法の特徴とは・・・ |
初期固定強度はBTB法に劣りますが、疼痛コントロールが比較的良好であり、再建靭帯はより自然なエンドフィールが得られます。膝前方の侵襲が少ないため、同部のシビレや違和感は残りにくく、術痕も目立ちません。膝後方の腱を使用するため、深屈曲時の違和感が残ることがあります。 術後のリハビリテーションやスポーツ復帰、入院期間に大きな違いはありません。 |

